Contact info:
Inose
The Koshu Wine Project
e-mail:info@koshu.org
TEL: 03-3295-5900
FAX: 03-3295-5619
ご挨拶
KOSHU Cuvée Denis Dubourdieu(甲州キュヴェ・ドゥニ・デュブルデュー)初ヴィンテージ2004に対して大変興味を持ち、好意的な姿勢を示していただいた世界中の支援者の皆さまへお礼を申し上げます。2004年のヴィンテージはすぐに完売となり、日本、アメリカ、イギリス、フランス、スペイン、そしてイタリアで、専門家に喜ばれ、評価されました。
2005年も素晴しい収穫ができ、3月2日にこの新ヴィンテージの最終ブレンドを行い、約2200ケースをリリースします。このヴィンテージは主にヨーロッパとアメリカに輸出され、少量が日本で発売されます。世界の和食レストランを主なターゲットとして、大規模に世界の市場におけるキャンペーン展開していく予定です。
4月中旬には甲州種ぶどうの最初の500本を朝霧に植樹する予定です。それに続き、モダンなワイナリーの完成に向け、計画と工事を進めます。2007ヴィンテージより、ワイン生産をここで行いたいと思っています。さらに1万本の苗木を注文しており、それらを日本各地に植樹する予定です。
甲州プロジェクトへの皆さまからの熱いご支援に心より感謝申し上げます。日本でのワイン醸造の可能性と私達のワインが世界に羽ばたく事を楽しみにしております。 最後にこのプロジェクトの仲間と、ご支援、ご協力いただいておりますメンバーをご紹介いたします。
《敬称省略》
マスター・オブ・ワインのテイスティング部門におけるアジア初の合格者です。彼女は、アジアおよびヨーロッパのワイン・ビジネスで12年以上の経験を持ち、アカデミー・デュ・ヴァンの講師でもあります。彼女の専門知識は、醸造家との連絡や、ワイン造り・海外におけるマーケティングに際し力を発揮、コーディネータとしても欠くことのできない存在です。彼女はKOSHU Cuvée Denis Dubourdieu(甲州キュヴェ・ドゥニ・デュブルデュー)をフレッシュで快活なワインで、グレープフルーツ、リンゴ、レモン、ユズ、ナシのピュアなアロマを持つと表現しています。このワインはアジア料理にとても合い、またほかの多様なスタイルとも相性が良い、とコメントしています。
ボルドー大学教授であり、また甲州ワインプロジェクトの醸造コンサルタントです。教授は白ワインの偉大な醸造家であるだけでなく、彼の知識を持ってすれば、ぶどう栽培は全く不可能または、非常に難しいといわれてきた場所でも、全く異なった種類のぶどうを使用して、世界レベルのワインができるということを何度も証明しており、シャルドネ種ではない白ワインの復活、そのワインへの関心を世界にもたらした人物です。彼はまた、ボルドーのクロ・フロリデーヌ、グラン・クリュ・クラッセに格付けされているソーテルヌ、ドワジー・デーヌなどいくつかのシャトーのオーナーでもあります。
デュブルデュー教授の一番弟子です。教授とコンタクトを取りながら甲州プロジェクトの初ヴィンテージ(2004)の醸造コンサルティングをしてくれました。太陽の国ギリシャからやってきた彼は1ヶ月の間(2004年10月1日〜30日)で、良い天気だったのはたった3日と恵まれませんでしたが、その間勝沼を中心にシンポジウムに出席したり、ワイナリーを訪問し意見交換したりしました。
ぶどう栽培コンサルタント。
リンカーン大学ぶどう栽培・醸造科修士課程終了後、ニュージーランド、フランス、アメリカ、南アフリカのワイナリーで活動中。2007年、山梨と長野の甲州種植樹に携わる。
彼の父親(ドュニ・デュブルデュー)の足跡をたどり、急速にぶどう栽培管理において世界最高権威の仲間入りをしつつあります。また、世界の多くのワイナリーのコンサルタントとして働いています。甲州ワインプロジェクトでも、父親であるデュブルデュー教授をアシストしています。
オーストラリアのバロッサ・ヴァレーでロバート・パーカーの高い評価を得ている、トルブレック・ワイナリーなど多くの尊敬すべきブティック・ワイナリーのチーフ・ワインメーカーとして働いています。また彼は、有名な若い醸造家であり、南半球で優れたワイン(スタンディッシュ・ワイン)の所有者でもあります。甲州プロジェクトのセカンドヴィンテージ(2005)を醸造しました。
富永敬俊博士はフランスの国立農業機関の研究員でアロマ・プレカーサーの研究で知られています。彼のソーヴィニヨン・ブランのアロマ・プレカーサーを分離させる研究は日本でこのプロジェクトの甲州の醸造にも適用されました。甲州ワインプロジェクトのスタート時より、デュブルデュー教授と一緒に来日し、シンポジウムのパネラーとして参加。現在もプロジェクトへの協力を惜しまない姿勢です。
国際的に有名なアーティスト、
千住博氏が2005ヴィンテージラベルのデザインと文字(書道)を担当しました。
彼はシンプルな緑と金を選び、ワインの新鮮さと繊細な特徴を表現しています。
ロイド中野氏は日本の最高級ラグジュアリーホテルであるホテル西洋銀座の総支配人です。彼は過去30年間、世界のホテル、飲食業界で経験を積んでおり、インターナショナルセールス、広告に関して幅広い知識と経験があります。そして彼はこの企画発足当初より、あらゆる面から的確なアドバイスを与え、プライベートな時間には協力を惜しまず、責任をもってこの企画に参加されています。そしてKOSHU Cuvée Denis Dubourdieu(甲州キュヴェ・ドゥニ・デュブルデュー)が世界に通用するワインであることを証明してくれた、ロバート・パーカー氏来日の際にも、ホテルを挙げて協力してくださいました。
最後にKOSHU Cuvée Denis Dubourdieu(甲州キュヴェ・ドゥニ・デュブルデュー)に大変期待を寄せて頂いていますパーカー氏を紹介いたします。
2004年12月に、アーネスト・シンガーが企画しましたヘドニスト・ディナーと、ボルドー第4版日本語版出版記念のために6年振りに来日しKOSHU Cuvée Denis Dubourdieu(甲州キュヴェ・ドゥニ・デュブルデュー)2004をテイスティングし、87-88点をつけました。
“甲州は日本で1300年以来栽培され、DNA鑑定でヴィティス・ヴィニフェラ種であることが分かっている。伝統的な甲州は甘いもの、渋いもの両方造られてきた。(ゲヴュルツトラミネールのように皮にタンニンがある。)デュブルデューはスキンコンタクトを最小に抑え、マロラクティックをせず、とても低い温度で発酵させた。完璧なドライワインにするため、ステンレスタンクで良質の澱の上で熟成させた。”
“2004年はこのモダンスタイルの甲州初ヴィンテージで、とても将来が楽しみなワインである。エキゾチックと言ってもよいほど、とでもアロマ溢れ、ボディはとても軽く、それでいて個性豊かなワインだ。さまざまな料理に合う事は間違いない。”
“これは国際的に楽しまれる、日本最初のドライ白ワインになれるか? 私はそう思う。想像だが、イタリアのフリウリ地域のソーヴィニヨンとゲヴュルツトラミネールをブレンドすれば、このようなワインになると思う。”
“寿司バーで快活で上質なドライ白ワインがなく、悲しんでいる人に・・・。日本人はやっと希望の持てる白を見つけ出したようだ。”
ロバート・M.パーカーJr. 2004年12月

去年も今年もとてもかろやかでドライ、アルコール度が低く(10%)、マロラクティック発酵を施させていないこのワイン。ロワールのソーヴィニョンとミュスカデを、足して二で割ったようなものを想起させる。まさにさわやかで心地よく、寿司や刺身のお供に、心おきなく飲むためのワインであることは明らかだ。味わいはドライ。この在来種は、ヴィニフェラ種と共通する若干のDNAを持っているように見受けられる。軽いアルコールが、このライトボディのワインに実によくマッチしている。さわやかで風味に富み、かといって尖ったところはない。いずれにしても良質なワインであり、マロラクティック発酵を行わずにタンク発酵させた、低アルコールのドライな白ワインを求める多くの人々を、喜ばせてくれることだろう。