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Inose
The Koshu Wine Project
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山梨県の勝沼が日本で一番ぶどう栽培に適しているわけでも無いんです。 甲州ぶどうは日本の土着品種で、東京から西に 100km に位置する勝沼地域で食用として栽培されていました。甲州種は 7 世紀から存在していましたが、江戸時代( 1600 − 1867 )のころから、甲州ぶどうが非常に美味なものとして珍重されていました。時の将軍様もぶどうが好きで、徳川将軍への捧げ物として広まりました。ぶどうが山梨の甲州地方で栽培されるようになったのは、江戸へ徒歩で運ぶことができる地域であるということが第一前提でした。勿論、栽培環境が良かったことも見逃せませんが、江戸に近かったことが大きなポイントだったといえます。勝沼地帯で栽培されたぶどうは、日本で二つの主要街道をつなぐ甲州街道を通り江戸まで運ばれました。最上級のぶどうのみ将軍に運ばれ、残りのぶどうは神田果物市場(現在の秋葉原)で一般市民に売られました。
甲州ワインプロジェクトは甲州文化を守ることに興味があります。これは現在分かっている、日本の歴史上重要性をもった唯一の品種です。過去50年の間、たくさんの美味しい食用ぶどうが日本に紹介され、甲州種の生産は減少しました。甲州ワインを造る事で、甲州ぶどう栽培の新しい市場を紹介できます。